先日、広島市中区のW様のご依頼にお伺いさせて頂きました。
※投稿についてW様 了承済
ショコラちゃんはⅯダックスの18歳。
おじいちゃん犬でした。
毛色はお名前の通り、こげ茶ベースで白い靴下を履いているような足で、ご高齢ではありましたが、
毛並みもツヤツヤしており、お顔も少しにやけている様な、可愛いお顔をされていました。
ショコラちゃんは三年前に、「脳梗塞」を患い、一年半前に、アルツハイマー認知症になって
しまいました。
合わせて目はほとんど見えなくなり、耳はほとんど聞こえなくなっていました。
元気な時はご飯の準備している所へ、一目散に走ってきていたのに、ある日から全く来れなく
なってしまいました。
亡くなる一年半前からは、ご飯を食べに行く時、トイレに行く時、必ず壁やタンス等にぶつかりながら
時間をかけて到達していたそうです。
最初は少しでもアルツハイマーの進行を遅らせれればと、心を鬼にして見守っていたそうですが、
ある日、タンスでお口を強打し、犬歯が折れた事故をきっかけにフォローする事にしたそうです。
W様は介護のお仕事をされており、お仕事が終わってもお家でショコラちゃんの介護を
行っていました。
介護のお仕事を活かして、人と同じ様にショコラちゃんも介護しました。
ご飯の時は、ぶつからない様に「ご飯場」まで誘導
トイレの時は、ぶつからない様に「トイレ」まで誘導
※ショコラちゃんのトイレタイミングはだいたい把握されており、失敗は1回だけだそうです。
こうやって誘導して、少しでも運動させる事により最期まで足腰は弱らなかったそうです。
三年前に「脳梗塞」と言われた時に、余命は半年でした。
そこからアルツハイマー等の病気を患いましたが、余命以上の三年間長生きをしてくれました。
言葉が通じないかもしれませんが、しっかりと絆と愛情と信頼で結ばれていました。
ショコラちゃん、W様の愛情を最期まで受けていたんやね。
だから最期は笑顔だったんやね。
心からご冥福をお祈り申し上げます。